ご挨拶

南山みどり私が子どもの頃、大人は皆、嘘つきで自分勝手だと思っていました。
大人になるということは、私利私欲や保身で物事をすり替えたり誤魔化して生きること。
誰か他の人のせいにしたり、人生を諦めて、愚痴や不平不満を言いながら日々を過ごすことだと思っていました。ですから大人になりたくなかったのですが…月日の流れとともに大人になってしまいました。
そして様々な経験をしながらも日々を過ごしていくなかで、すり替えが多い事や大切な事が大切な事として扱われないことが問題だと思いました。

生きていると色々と大変な事が多いけれど、人生はそんなに悪いものではない、自分自身や家族、大切な人を大切にすること、良い友人をもつことや自分自身を大切に扱って諦めないことを実践できる人を増やしたい…私と同じ思いの人と出愛たいという思いで「たいわ士育成講座」を始めて、今年で10年目となりました。
また「たいわ士」として活動するなかで、「生きているだけで充分、誰かの役に立っていること」「ありのままの自分自身の存在を大切にする」ことをお伝えしながら、「いのちの授業」「自死遺族のわかちあい」「正直に生きる」その他のことを通して…多くのシンクロに導かれるように同じテーマを大切にしながら生きておられる方々と出愛ました。

今の世の中で、子どもたちの目を真っすぐに見て「あなたはかけがえのない大切な存在だ」と伝えて、子どもたちを大切に扱えることのできる大人は多くないと思います。

そんな中、この世に生を受けて死を迎えるまでのすべての人生における心や精神、身体に関する諸問題。そこから派生する家族や社会の諸問題に対して、積極的な施策を確立・実行していくには「たいわ」や「たいわ士」が求められていると実感しています。

このような経緯の中「たいわ士育成講座を修了したたいわ士」の活動支援と「たいわ学」の普及と振興を務めとし、様々な「生きづらさ」を抱えながらも、一生懸命に生きている人、優しい人が優しいままで生きていける世の中になるように一般社団法人日本たいわ協会を設立致しました。

今、心あるたいわ士育成講座修了生の皆さんと一緒に、関わる全ての人へ「あなたはあなたのままでいい」の言葉とともに、いじめをなくして、正直な人が正直のまま居られるような、真面目な人や優しい人が尊重され「自分自身にとって笑顔の選択ができる人生」を過ごすことのできるような世の中にしていきたいと思っております。

これから、たくさんの方に一般社団法人日本たいわ協会の活動に参加していただき「たいわ士」の存在を様々な所へ広めていきたいと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。

2017年春
佳き日に…

代表理事 南山 みどり